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発達障害であるADHD、ASD、LDに対する対処法
(疲れやすさや敏感な方が何をすれば楽になっていくのか?)

敏感なタイプではないですか?

発達障害の方は、普通の人よりも敏感であったり繊細であったり疲れやすいと言われています。

実際これには理由があり、主に3つの発達障害の特性によって、みんなと普通の生活を送っていたとしてもおかしいなと感じている方は多くいらっしゃることが多いかと思います。

今回は、どうして発達障害のかたが繊細であったり、疲れやすいのかということやその対処法があるのかについて説明し、発達障害のかたへの鍼灸治療などをご紹介します。

 

発達障害について

当院にて来られています発達障害は、大きく3つに分けてADHD(注意欠如多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群)、LD(学習障害)の3つの症状がある生まれつきの障害ですが、以前はあまり言われていなくて、神経質であるとか、おっちょこちょいとか、繊細すぎるとかいわれていて、大人になってから気づく方も多いです。こちら分院ヘルティカでは主に大人の女性の方を対応しております。子供の症状であるか、LDの場合は松鶴堂本院にて男性院長と女性スタッフがいるときに予約を取ってもらいます。

 

それぞれの特徴について簡単に説明しますね。

●ADHD

ADHDは不注意と多動と衝動の3つの特徴をもつ障害になります。小学生になる前あたりの幼稚園あたりから症状がわかることから、よく幼稚園の先生などが気づいてくれることも多くて療育センターに相談されるかたわら、当院の本院である院長の治療と併用されるお子様が多いです。大人になれるにつれて減っていきますが、大人になってからも注意緩慢は残ることが多く、忘れ物が多いとか、落ち着きがない、飽きっぽい、深く考えないで行動が早いなどがあります。軽い症状の場合は見分けがつかないことも多くて隠れADHDなどといわれることもあります。

●ASD

ASDは社会性の障害、コミュニケーションの障害、強いこだわりの3つの特徴があります。子どもの場合は学校などで集団生活があるので目立つものの、大人になるにつれて自分の特性に気づく事から対人関係の仕事を選ばない場合が多く自然と症状は目立たなくなるものの、最近はHSPなどの方も多くなっていることから自分はASDではないかと思って、来院される大人の方が増えてきております。当院でも非常に多い傾向があります。自分なりのコミュニケーション術を会得しているので周りから気づかれないものの、その反動で休みの日は家にこもるだとかで、1人の時間をとっている方が多いです。職人肌の方が多くて好きなことに没頭したり、1人の時間が好きだったり、相手にあわせれない、予定が変わるとパニックになる、などの特徴がありますが、逆にいえばその特徴を生かして生きているのならばそれはよしだと思ったりします。

●LD

LD(学習障害)は知的障害などの問題はないのに読み書きや計算の能力に問題があるのが特徴で、よく小学生のお子様が松鶴堂のほうに行かれています。国語や算数が極端に苦手な子が多くて、少しでも改善したいのが目的で来院されています。大人になってはそれほど必要でないし、間違いが多いことから事務作業やPC作業は仕事としていない方が多いように思えます。ですのでほとんどのケースで来院されるのはお子様であり、小学生低学年の子がこられています。治療法は刺さない鍼治療である小児はりでおこなわれ、いかに落ち着きをもたせてゆっくり考えて早く答えを出さないようにするかを意識しておこなっていきます。

 

発達障害の方の1番の主訴である疲れやすさについて

発達障害の疲れやすさへはどのように対応するのか

発達障害の患者さんの疲れやすさというのがどのような原因でなっているのか?その原因をしっかり把握することが多いです。最近ではコロナ感染などの後遺症も同じ疲れやすさであるし、生活習慣の不摂生の方は副腎疲労があったりなど、発達障害の方は更にその症状を感じやすいというのがあるとおもいます。

●まずは仕事の環境などを整える

発達障害の方はあらかじめ自分の特性を理解し仕事を選んでいるものの、ASDの方などはそこまで気づいていないことも多く、人と接する仕事が急に増えることであったり、そういう環境に変わってから急に症状が出てくる方が多いです。例えば転勤したとか、結婚したとかなどで環境が変わることで症状が出てきます。ですのでそのような時は何かしらの対処が必要になってくるともいます。いきなり答えを出さないようにしながらいかにその環境に慣れてくるのかを考えてみることが大事です。もちろんそのような環境が自分には合わないと気づいている方ははじめから環境を変えないことも1つですね。

自分1人で何かをする時間をもつことも大事です。日頃のストレスを1人時間をもち解消していくことで体調も整っていく方が多いです。前もって1人時間がいつかがわかっていることで他のことを我慢できるというのも体調を整えるコツであります。休むことがもったいないとか、意味がないと考えてしまうかもしれません。特に好きなことに没頭して時間を忘れてしてしまうこともあるでしょう。ですがそれが疲れやすさの原因になっているのに気づくことになると思うので、ぜひ時間を決めて計画をもってやってみることがおすすめですね。

●自分にとって過敏な場所をケアする

多いのが聴覚過敏になります。いろんな雑音が耳に響いて疲れるという方がいます。その場合は耳せんやイヤホンなどでの対応がおすすめです。光過敏ならサングラスですし、その方によって過敏な場所は変わると思います。どこが自分は過敏なのかに気づいている方は対応しやすいかもしれませんね。

 

発達障害の方へのアドバイス

どのようにすればいいのか? 

発達障害のかたはどうして疲れやすいのか?

発達障害の代表的な特徴や症状を説明してきましたが、なぜ発達障害の人は他の方より疲れやすいのでしょうか。それに関してはあまり知られていないような気がします。集中力が落ちてきたり、疲労感で動けなくなったり、そのかたのよって疲労の感じ方も人それぞれではあります。

どうして疲れるのかは、それだけエネルギーを使っているからです。特に人間関係であったり、静かにしていないといけないとか、周りの空気を読むように観察していたりと、余計な力を入れている方が多いのです。先ほど説明した感覚過敏などもそうですがそれも強いストレスのため、ストレスを発散するためにエネルギーを使うというのが疲れやすい理由ともなります。

あとはいろんなものに興味を持ってしまい多趣味の方が多いです。そうするとそれに没頭する特性でもあるので、その結果時間が無くなってくるので睡眠不足になるのも一因です。芸術肌の方や1人で仕事をしている方などは周りが止めてくれるわけでもないので、倒れるまで行い、そしてそこで気づくことになります。

 

SNSなどをどう利用するのか?

ストレスはありますか?

ASDのかたはSNSなどをみることで、特に気持ちの良くないところをみたりすると気分が悪くなるとは思うものの良い点もあり、これも使いようだと思います。自分にとってプラスになるところだけをみるようにしましょう。

例えば何を書いているかわからないコメント欄などは見ないようにするとか、テレビも一緒ですね。最近まではコロナ渦の影響もあり、暗いニュースが多かったのでそのニュースを見たり、それを察知したりして調子が悪くなる方も多かったです。いろんな情報がある中、どれを見てどれを見ないか、ぜひ選択するのも大事だともいます。

また、自分と同じような境遇であったり、ASDのかたのコミュニティなどに参加して楽になったという方もいます。これは人それぞれなので興味があればありだと思います。いろんなタイプのASDの方がいかにして生きやすく対策しているかを知るのも大事だと思います。

 

冷え対策はやはり重要

冷えはやはり注意になります

【冷えにご注意を】

ご存知のように冷えは血流を悪くします。身体を冷やさないこと、特に下腹部、足部の冷えに注意しましょう。

血流を悪くする原因は、気温、湿気、運動不足、栄養不足などがあげられますが、普段の服装もあります。薄着、締め付けの強い衣類は避けましょう。

冷えの状態にならないことが大切ですが、もともとえ性の方や冷えてしまった時は、お腹が温まるまでゆっくりお風呂につかることをまずお勧めします。半身浴や足湯でも効果のある方は取り入れてください。また、温かい胃腸に負担の少ない食事、睡眠を充分にとることで、身体を温め早く回復するように心掛けてください。

どうして冷えるとよくないのかは、ASDのかたはいろんな感覚が敏感だからということになります。気圧差や温度差で身体が変調しやすい気質もあります。冷えると身体を熱くしないといけないと感じ体温が上がって更年期ぽい症状をだす方もいます。これは男性にも多くて男性更年期と呼ばれたりもします。

 

栄養状態もメンタルに影響する

メンタルが弱いかたは、栄養素の欠乏をしている方が多いです。とくに、神経伝達物質のセロトニンやドーパミンなどの不足は、メンタルに問題が出やすいことがわかっています。多くのホルモンはたんぱく質(アミノ酸)が材料です。そのなかでもトリプトファンやイソフラボンは大事であり、意識してたんぱく質をとることを意識してほしいです。朝食は和食にしてみそ汁をいれたり、時間がないときなどはゆで卵など。少し高めのだし汁を買えばアミノ酸も豊富なのでさらにいいですね。

女性の方であれば鉄も不足しがちです。毎月の生理で血液は減るわけで常に補給しないといけない栄養素でもあります。サプリメントに頼るだけでなくぜひ食事からの見直しをしてほしいです。タンパクも鉄もビタミンB 群などバランスの取れた食事をとることでメンタルが楽になっていくことに気づくと思います。生きづらい生活から生きやすい生活へまずは食事から見直すことも大事です。

 

ADHDとHSPの違いについて

冷えはやはり注意になります

ADHDとHSPの主な違いは、集中力の持続性が違う事と、衝動的に駆られること、ストレスに対する感受性が異なります。

ADHDの最大の特徴は注意力が散漫になりやすいので、大きなミスなどを起こしやすい傾向があります。また、衝動的にもなりやすいのでSNSなどの投稿なども勢いでおこなってしまいます。

その点、HSPは性格要素が強くて、繊細であったり、普通の人よりもストレスだと感じやすかったりして、常に生きづらさを感じているといわれています。似ているようで全然違うのが特徴です。その点、ASDとHSPは繊細であったり、1人の時間が多いなどは似通っているところが多く感じます。

 

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